Ｆ.Ｃ.エレキング

　この活動では、電動車椅子サッカーチーム「Ｆ.Ｃ.エレキング」のスタッフとして、チームのサポートをしています。

　「車椅子バスケは聞いたことがあるけど、電動車椅子サッカーは初耳だ！」という方も多いでしょう。

　電動車椅子サッカーとは、電動車椅子の前にフットガードを取り付けて行うサッカーです。「2-on-1（ツー・オン・ワン）」などといった独自のルールもありますが、基本的にはサッカーと変わりません。
　選手の多くは自立した歩行ができない障がいを持っていますが、残された機能「手・足・口・顎」を使ってコントローラーを巧みに操作してプレーしています。車椅子を大きく回転させて高速のスピンキックをしたかと思うと、細かなボールコントロールで相手をかわします。車椅子同士が激しくぶつかり、ボールを奪い合う迫力、そして展開の早いゲーム進行をぜひ覗いてみてください！
（https://www.youtube.com/watch?v=LbnlMvpMpWA）

　そして、この競技の最大の魅力は、老若男女そして、障がいの有無やその度合いに関係なく、全員が同じフィールドに立って、このスポーツの楽しさを共有できることです。毎回のゲーム形式の練習では、審判を務める一方で、我々スタッフも手動の車椅子に乗って試合に出場させてもらい、選手チームと対戦しています。普段の練習では、それ以外にも、フットガード装着からコート設営など練習のための準備からはじまり、練習の進行まで、あらゆることを任されています。

　通常練習以外の活動としては、年3回の大会や忘年会などがあります。関東大会では、2011年優勝、2013年準優勝、2015年第3位といった成績を収めています。昨年の関東大会では、電動車椅子を必死に動かして間一髪のディフェンスや、終了間際の華麗な回転撃ちでの決勝ゴールなど、チーム一丸となった最高の、熱いプレーをみせることができました。

　忘年会はチーム最大のイベントです。監督、選手、介助者、スタッフそしてOBにいたるまで総勢約40人が集まり、毎年趣向をこらしたゲームで盛り上がっています。

　監督、選手、そして私たちスタッフの和気藹々としたチームの雰囲気、そして華麗かつ迫力ある電動車椅子サッカーの様子を是非一度覗きに来て下さい！

【重要なお知らせ】

2018年度は普段使ってる練習場所が工事の為、変更になる時もありますが、基本的には国立市総合体育館で毎月第４土曜日9:00～12:00に活動しています！